9-nine-ここのつここのかここのいろ 感想
今回は2017年4月に発売された9nineシリーズ第一弾の「ここのつここのかここのいろ」の感想です。ちなみに私は今回が初プレイです。
2021年5月5日現在では全シリーズが最大50%セール中なのでこれを読んで気になった方も気にならなかった方もぜひ
今回はあまり堅苦しくなく、気軽に読める程度でまとめたいかなと。
というわけで本題に
本題
世界観は現実世界にアニメの設定を降ろして事件を起こすといった感じをイメージにして遊んでいました。
ヒロインの社長の令嬢である九条都を中心に話が動いていきますが、第一に可愛い。
そんな九条都はとある出来事をキッカケに力に目覚めてしまう。その力は他人から奪う力。それを使って事件解決へと向かいます。
事件を起こすことで一体どうなってしまうのか、その人はどうなるのか。能力を使えばどうなるのか。
これから遊んでいく上でのチュートリアル的なものばかりだったので能力を扱うパートはぱっとはしませんでした。ですが、日常パートでの会話劇は面白かったです。久々の美少女ゲームだったのでいつも通りだったかもしれませんが、地の文が少ない代わりにキャラクター同士の会話のテンポがよく、読んでいて気持ちがよかったですね。
また、2周前提のゲームになっており、主人公の力は最後までふせられていましたが、プレイヤーにメタとして伝えていたのではないかと考えられますね。もしくは、その考えはやりすぎで、いつも通りの神視点かもしれないですけど。
総評
ざっくりと言ってしまえば、伏線をばらまきまくって何も回収をしなかった作品。ですが、これは分割のミドルプライス作品なので起承転結の起の部分と考えてしまえば妥当なものだと思っています。
リアルタイムで購入していた方は続きが気になりすぎて、だいぶ苦しかったのではないかと。でも、売り方はうまいですよね。続きが気になるから次が欲しくなる。悪い意味でもいい意味でも話題に上がりやすくなるし、しやすくもありますね。